5月病について

ゴールデンウィーク明けに、やる気が出ない、気持ちが落ち込むなどの状態になることを「5月病」と呼びます。医学的な病名ではなく、「適応障害」や「うつ状態」として診断されることが多いものです。職場に行きたくない、集中できない、体調がすぐれないなどの不調が見られます。

考えられる原因

新しい環境や人間関係への適応の難しさ、理想と現実のギャップなどが挙げられます。特に教育現場は、毎年のように転勤や担当替えがあり、出会いと別れを繰り返す職場です。環境の変化が続くなかで、心身に負担がかかりやすい時期といえるでしょう。連休明けは、その疲れが表に出やすいタイミングのひとつです。

対処法は?

①ぐっすり眠る、②人に話す、③「ただの自分」に戻る時間を持つ、④声をかけ合う、⑤軽く体を動かす、などがあります。
たとえば、身近に話を聴いてくれる人がいれば、短い会話やメールのやりとりでも気持ちが和らぎます。周囲にいない場合は、専門家に相談するのも良い方法です。
また、教員であれば「先生」でない時間を意識的につくりましょう。お風呂の時間、音楽を聴く、ペットと過ごすなど、ほんの数分でも「素の自分」に戻れる時間が回復の助けになるようです。
職場では、挨拶やひと声を交わすことが大切です。特に転勤してきた同僚には、「困っていることある?」と声をかけてみましょう。小さなやりとりが支え合いのきっかけになります。
しっかり休み、声をかけ合って、この時期を一緒に乗り越えていきましょう。

執筆協力

近畿教職員ストレスケアクリニック

令和8年度より、近畿中央病院メンタルヘルスセンターは名称を変更し、「近畿教職員ストレスケアクリニック」として新たにスタートしました。 これまで近畿中央病院メンタルヘルスセンターでは、各種復職支援プログラムやメンタルヘルス相談事業を通して、教職員の皆さまの心の健康を支える取り組みを続けてきました。また、大阪支部組合員のための大阪メンタルヘルス総合センターの運営もしています。 これまでの歩みを大切にしながら、教職員の皆さまにとって、より身近で相談しやすい存在を目指していきます。 どうぞ安心してご相談ください。

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