スマホとの上手な付き合い方

スマホへの「しがみつき」について

カウンセリングで出会う方の多くに「スマホが手放せずにずっとゲームをしたりSNSをみたりしてしまう」といったことをお話される方がいらっしゃいます。こういったスマホにしがみつくような状態は、ストレスや不安を和らげるために無意識にスマホを手放せなくなっていることを意味します。寝る直前までスマホを使用することで、スマホのブルーライトが睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制し、睡眠の質を著しく低下させてしまうため、注意が必要です。

なぜ手放せないのか

私たちは、こころやからだに不調が生じた時、その苦しさを紛らわすために自分なりになんとか対処しようと、多くはこれまで行ってきたストレス対処法や気分転換の方法を使います。元気な時はいろんなストレス対処法や気分転換を選択できますが、不調時は気力や体力が低下していることから、ひとつの対処法にしがみつきやすくなります。その結果、本来はストレス対処法として効果的なものであっても、使い方次第でこころの健康を損なうことにもつながります。

スマホとの上手なお付き合いのポイント

スマホを無理に手放すことは難しいかもしれません。まずはできそうなことから、少しずつ、お付き合いの見直しをしましょう。
〇夜はナイトモード(ブルーライトカット)モードをON:ナイトモードを使用することで、メラトニンの生成を促進して、より良い睡眠につなげましょう。
〇寝る前は「リラックス系コンテンツ」を選択:寝る前は感情を刺激するコンテンツ(SNS、ゲーム、動画)を避けて、変わりに瞑想アプリなど脳を落ち着かせるものを選びましょう。
〇「置き換え」習慣を導入:スマホへのしがみつきは、不安や孤独、疲れのサインの可能性があります。スマホを触る代わりに、ストレッチや読書など、別の活動を取り入れてみましょう。

執筆協力

東北中央病院

当院メンタルへルスセンターでは、東北中央病院の理念である「心温かい信頼の医療」のもと、予防的な取り組みも含めて組合員の皆さまの心の健康づくりにお役に立てるよう、メンタルヘルス相談や研修等の心理支援サービスを行っています。お気軽にお問合せください。

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