こころの基礎知識

知っておきたい“こころ”についての基礎知識をまとめています。

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ストレス・考え方

ストレスに気づく~認知行動療法の基本モデル~

心身を良好な状態に保つには、日頃から小さなストレスに気づき、こまめに対処することが重要です。
たとえ小さなストレスであっても、積み重なれば心身の不調を招きかねません。
ここでは、認知行動療法の基本モデルに沿って、自分のストレスに気づくコツをお伝えします。

コツ1:環境的要因と自分の反応を分ける

ストレス体験は、大まかに「環境的要因」と、それに対する「自分の反応」に分けることができます。
●環境的要因...自分にストレスを与える、外界の出来事や状況や他者のことです。
例)「出勤時に電車が遅れている」「締切り間際の書類仕事を抱えている」
●自分の反応...環境的要因によって心や体に生じる様々な変化です。

コツ2:自分の反応を4つに分ける

自分の反応は、さらに【考え・イメージ】【感情】【行動】【身体反応】の4つに分けられます。
【考え・イメージ】...頭に浮かぶ考えや映像のことです。一文で表現できる、というのが目安です。
例)「このままじゃ遅刻する」「期限までに書類が仕上がりそうにない」
【感情】...心に浮かぶ様々な気持ちのことです。お腹や胸のあたりで感じられることが多いかもしれません。一単語で表現できる、というのが目安です。
例)「焦り」「緊張」「不安」
【行動】...外から見て分かる動作や振る舞いのことです。自分が何をしたか、ということです。
例)「ため息をつく」「腕組みをする」
【身体反応】...体にあらわれる様々な生理的現象のことです。自分の意志でコントロールすることがほとんどできません。
例)「頭が痛い」「心臓がドキドキする」
つまりストレス体験の全体像は、以下の図のようにあらわすことができます。

このモデルに沿って「今、自分に何が起きているか」を自己観察することが、ストレスに気づくコツです。

執筆協力

関東中央病院

関東中央病院メンタルヘルスセンターは、公立学校共済組合員からのメンタルヘルス相談、メンタル不調で休職中の組合員を対象とした復職支援プログラムを実施しています。 また学校管理職の相談、共済組合各支部からの講演依頼も積極的に受け付けており、医師・心理士・保健師が協働で、教員のメンタルヘルス不調予防策の実践と開発に取り組んでいます。

関東中央病院
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