ストレス・考え方
問題を解決しよう(問題解決法)
学校現場では日々、いろいろな問題が生じると思います。いそがしいと「どうして自分だけに問題がふりかかるのか」という考えがよぎることもあるでしょう。そんなときに悩みを軽くする問題解決法を紹介します。
問題解決法の目標
問題解決法の目指すところは次の2つのどちらか、または両方です(表1)。
(1)状況そのものを変えて改善すること
(2)その状況が生み出すネガティブな感情を減らすこと

問題解決の方法
具体的な方法は次の通りです(図1)。
① 解決したい問題をはっきりさせよう(問題の明確化)
改善された状況を具体的にイメージする、問題の原因や事実を整理するなどします。そして、現実的な目標を決めます。
② より多くのアイデアを出してみる(ブレインストーミング)
①を解決する方法をとにかくたくさん出してみます。ホワイトボードや紙などに書き出してもよいでしょう。これらが実際にできそうか、適当かなどの判断は③に回します。
③ やることを決めよう(行動決定)
②のアイデアのメリット・デメリット、実行にあたって生じる課題や、実際に解決できそうかなどを考え、行動を決めます。
④ 実行してみよう
③を実行します。やってみたらどうなるか実験をする、くらいのつもりでいましょう。
⑤ 結果の効果をたしかめよう(評価・検証)
④の結果、効果があったか評価をします。うまくいかなければ、①に戻り、要因や新たに判明した問題などを整理します。その後②~⑤を繰り返します。
問題がはっきりするだけで気持ちがすっきりすることがあります。実行すると以前の経験を思い出して自信を取り戻せることもあります。ぜひ、お試しください。

参考文献
大野裕(2003)こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳.創元社
執筆協力
四国中央病院では、個人を対象としたメンタルヘルス相談、職場復帰支援、メンタルヘルスチェック、学校等の団体を対象とした講師派遣(講演等)を行っております。多くの組合員さまにご利用いただきたいと思っております。詳細についてはお気軽にお問い合わせください。