予防と対応
働きやすい職場づくり
業務の負担が偏らず、みんなが働きやすくするために、3つのステップで考えます。
働き方を変える
業務が「出来る人」に集中して、業務量に偏りが出ることがあります。業務の「属人化」と言われます。業務を「属人化」から、みんなが同じやり方で出来る、「標準化」へ変えましょう。
働き方も早出勤務などの時差勤務や長期休みに在宅勤務をする等、柔軟なやりかたに制度化されるようになりました。
働き方を共有する
業務を「標準化」する方法の1つに「見える化」があります。例えば校務の「見える化」では、エクセル等のソフトを使い、一目でわかる業務の年間スケジュールを作ります。そこに、時期、作業内容、必要人数、かかる日数、1日当たりのかかる時間等を入れます。「見える化」により、業務が重なる時に、ずらして、減らせる作業は何か等、互いにアイデアを出しやすくなります。また、担当が出張や休みの時に、誰でも同じように業務ができます。
働き方や休みの制度が変わった時は知らせましょう。制度を知ることで、みんなが働き方を見直し、状況に応じた休暇取得が容易になります。
雰囲気づくり
業務の負担が軽減されても、「休みづらい」、「帰りづらい」との声をよく聞きます。学校では皆が協力して働きます。協力してやるからこそ、周りの人の働き方が気になり、自分だけ楽をしていいのか、早く帰っていいのか、という気持ちになるのかもしれません。
そこで、みんなが働きやすくなり、休みやすくなる雰囲気づくりが必要です。声をかけあうことで、定時に帰りやすく、生活状況に応じて必要な休みを取りやすくなります。
執筆協力
関東中央病院メンタルヘルスセンターは、公立学校共済組合員からのメンタルヘルス相談、メンタル不調で休職中の組合員を対象とした復職支援プログラムを実施しています。 また学校管理職の相談、共済組合各支部からの講演依頼も積極的に受け付けており、医師・心理士・保健師が協働で、教員のメンタルヘルス不調予防策の実践と開発に取り組んでいます。