予防と対応
メンタルヘルス不調者を
サポートする方々へ
「自分だって大変」と思うのは当たり前
メンタルヘルス不調を抱える本人がつらさを感じるのと同じように、周囲でサポートする方々も大変さを感じることはあるでしょう。時にはサポートすることの負担感から、本人へのネガティブな気持ちが湧いてくることもあるかもしれません。
そのようなときは自分のつらさを認めましょう。ネガティブな気持ちを抱いてしまう自分を許すことが大切です。
「自分だって大変」という気持ちを本人にはぶつけない
本人に不満や愚痴をぶつけることは、もちろん控えなくてはなりません。
メンタルヘルスの不調がある方は、たとえ自分とは関係ない話題であっても、ネガティブな話を聞かされることによって、苦しい気持ちになってしまいやすいものです。
話し相手を見つける
本人にぶつけられない気持ちは、友人、知人、各種相談機関などの第三者に打ち明けましょう。サポートする方々が、そうやって気を取り直しながら日々を送ることが大切です。
サポートする方々が悩みを一人で抱え込まずに自分の心身の健康を守ることは、サポートを受ける側の治療にも良い影響を与えます。こちらが余裕をもっていることによって、相手も安心して頼ることができるからです。
本人がかかっている医療者に相談するときは
本人がかかっている医療者(主治医、心理士、保健師など)に相談する場合は、事前に本人から了解を得ることが原則です。これは、本人と医療者の治療関係を良好に保つうえで重要なことです。
ただし、本人が死にたい気持ちや人を傷つけたい気持ちを語り、具体的な計画まで口にしたとき等は例外です。本人の家族やかかりつけの医療者に連絡をとり、対応の仕方を話し合いましょう。
執筆協力
関東中央病院メンタルヘルスセンターは、公立学校共済組合員からのメンタルヘルス相談、メンタル不調で休職中の組合員を対象とした復職支援プログラムを実施しています。 また学校管理職の相談、共済組合各支部からの講演依頼も積極的に受け付けており、医師・心理士・保健師が協働で、教員のメンタルヘルス不調予防策の実践と開発に取り組んでいます。